吸引法によるワキガ治療の概要

剪除法と並んで人気のある吸引法

ワキガ治療において、剪除法と並んで人気があるのが吸引法です。

剪除法よりも残る傷が小さくて済むというメリットから、多くの人に選ばれています。

細い管をワキの下から入れて、アポクリン腺を吸い取るという術式になります。そのなかでもマイクロリムーブ法はもっとも傷跡が小さいとされており、非常に細い管を使います。

その他にもクワドラカット法と呼ばれる手法もあります。

術後の固定期間は2~3日であることから、剪除法と比較してダウンタイムが短くてすむというメリットがあります。ただし、再発率も高いとされており、軽度のワキガ治療に向いているものです。

手術痕が小さいが、汗腺の取り残しがあることも

吸引法の最大のメリットは、手術痕が小さいことです。

だいたい1cm程度の小さい傷で済むことが多く、女性にとっては嬉しいと言えるでしょう。

ただし、効果としては剪除法の方が高いと言えます。

吸引法は医師が肉眼で確認することは出来ないため、経験と勘によって施術を行うこととなります。

剪除法でも取り残しがある場合はありますが、実際に目で見て確認しながら手術を行うため、熟練した医師であればかなり取り切れる可能性は高くなります。

吸引法はその時は満足いく成果が得られることも多いのですが、汗腺の根が残っていると再び成長してしまうため、数年後に再発する人も多いというデメリットもある方法です。

吸引法は自由診療。ある程度の費用は覚悟しよう

現在、ワキガ治療で保険が適応されるのは、ほとんど剪除法であると言われています。

吸引法は美容目的とされることが多く、多くの場合は自由診療扱いとなります。

一般的にはクワドラカット法では両脇で15~20万円ほど、マイクロリムーブ法では25~30万ほど費用がかかると言われています。

クワドラカット法の場合は、自由診療のワキガ治療の中では手術代が安い方ですが、再発率などのことを考えると決して得ではないかもしれません。

ワキガの程度が中以下の人で、制汗剤やワキガクリームなどを一緒に使用することでより効果を得ることが出来るでしょう。

美容整形外科なら高い技術で施術できることも

吸引法の技術というのは、もともと脂肪吸引技術をもとに広まって言った治療法です。

そのため、皮膚科や整形外科というよりは、美容整形外科でよく行われている術式と言えます。

吸引法の成功は、担当する医師の腕によるものが大きくなります。

多くの実績と経験があるクリニックを選ぶことが重要となります。

なかには、吸引法と超音波法を組み合わせたりローラークランプ法といった新しい技術を用いた吸引法もあります。

費用は少し高くなりますが、吸引法を選択するのであれば、なるべくこうした最新技術で、アポクリン腺を確実に吸引する術式を選ぶといいでしょう。